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高度不妊治療

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  • 母子に優しいアンタゴニスト法で、OHSSを徹底回避
  • 男性不妊外来を開設。MD-TESE ICSIも
  • 移植数が35歳未満は原則1個に。目指すは『凍結融解単一胚盤胞移植』

一般不妊治療での妊娠が難しい方、妊娠を急いでいる方は、国内屈指の質の高さの、母子に優しいART技術で妊娠をアシスト

母子に優しいアンタゴニスト法で、OHSSを徹底回避

 『体外受精(IVF)』は、卵子と精子の出会いの場を卵管から体外に移して、自然に受精した胚(受精卵)をお母さんの子宮内に戻し、無事に着床することをねらう治療法です。世界ではじめての体外受精児が、1978年に誕生してから、約30年の間に、ART治療はすっかり一般的なものになりました。この日本でも、年間約2万人もの赤ちゃんが体外受精などのART治療によって生まれています。

 当クリニックでは、母子に優しいARTを目標に、アンタゴニスト法による刺激周期をファーストチョイスとして採用しています。これが功を奏し、平成18年以来1例も『OHSS(卵巣過剰刺激症候群)』を出しておりません。

 『顕微授精(ICSI)』では、卵子の中に精子1個を注入し、受精の成立を待ちます。もともとは、体外受精では受精にいたらない重症の男性不妊の人のために考案された治療方法でした。この顕微授精が1992年に登場してから、四半世紀以上。今では、受精障害を避けるため、男性不妊ではないご夫婦にも選択され、ART治療のおよそ半数が顕微授精によるものとなりました。自然妊娠と比較しても、異常を持った子どもが生まれる率は変わらず、安全性もほぼ確立したといえそうです。

男性不妊外来を開設。MD-TESE ICSIも

 毎月第一&第三土曜日には、大阪府茨木市の藍野病院泌尿器科部長・増田医師による男性不妊外来(完全予約制)を当クリニック内に開設していますので、ぜひご利用ください。

 また、無精子症と診断された方でも、精巣内から1個でも精子を回収することができれば、わが子を抱きしめる夢が叶う可能性はあるのです。当クリニックでは、増田裕医師との連携により、藍野病院にて『顕微鏡下精巣内精子回収術(MD-TESE)』を行い、回収できた精子による顕微授精を実施しています。

移植数が35歳未満は原則1個に。目指すは『凍結融解単一胚盤胞移植』!

 2008年、日本産婦人科学会は、不妊治療による多胎妊娠を減らすため、それまでは原則3個までとしていたARTでの胚移植数を、「35歳未満の女性なら1個」、また「35歳以上の女性や反復不成功例の場合でも2個まで」にとどめるよう、会告を出しました。

 当クリニックが、基本的には『凍結融解単一胚盤胞移植』を目指しているのは、この方法が移植胚(胚1個)あたりの着床率が最も高いからです。『超急速ガラス化法』の登場により、胚盤胞(着床期の胚)にダメージを与えず凍結保存することが可能になって以来、もともと着床率が高い胚盤胞を、卵巣刺激を行った周期ではない別周期に、子宮内膜をより着床しやすい状態に整えてから、融解して移植するという手段が使えるようになったのです。このことで、移植胚あたりの着床率はさらに伸びました。この凍結融解単一胚盤胞移植は、現時点で、最も妊娠する可能性が高い方法であるといっても過言ではないでしょう。