●読売新聞に掲載されました
当院の治療成績が、4月21日付けの読売新聞「病院の実力(兵庫編)」に掲載されました。
他院と比較しても高成績であることがおわかりいただけると思います。
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2020年から2023年6月までの、『山下レディースクリニック』のART治療実績(凍結融解胚盤胞移植)を公開いたします。
ご自身(奥さま)の年齢に近い方の妊娠実績がわかるよう、年齢層別の集計結果も出していますので参考になさってください。
YLC最新データ
保険診療開始前(2020年-2021年)と保険診療開始後(2022年-2023年)で妊娠率の差はなく、日本全国平均(日本産科婦人科学会調べ)を大幅に上回っています
グラフ1
YLC*凍結融解胚盤胞移植2020年から
2023年6月までの臨床妊娠率**
*YLC:山下レディースクリニック
**胎嚢(たいのう/赤ちゃんが入っている袋)が見えた割合
*2022年から保険治療開始
**日本産科婦人科学会2020年データブックより
凍結した胚(胚盤胞)を移植した方の妊娠率の成績です。
山下レディースクリニックの妊娠率は58%と、日本の全国平均40%よりも高い成績になりました(全国平均は日本産科婦人科学会2020年データブックより、凍結融解胚盤胞移植の成績を抜粋)。
どの年をみても、妊娠率に差はありません。
2022年から保険診療が始まりました。保険診療は自費診療と違い使用できる薬剤や治療方法に制限がありますが、その制限がある保険診療においても、変わらずに高い妊娠率が得られています。
※表は横スクロール → できます。
移植した数 | 妊娠数 | 妊娠率 | |
---|---|---|---|
2020年 | 412 | 263 | 64% |
2021年 | 518 | 275 | 53% |
2022年 | 624 | 362 | 58% |
2023年 | 306 | 176 | 58% |
2020年~2023年合計 | 1,860 | 1,079 | 58% |
2023年は6月までの件数です。
2020年はコロナの影響で“妊娠控え”がありましたが、全国では244,340件の移植があり、そのうち82,916件が妊娠しています(新鮮胚移植なども含む)。
年齢別の妊娠率
年齢が上がるほど妊娠率は低下します。とくに、保険診療の対象外となる43歳以降は大幅に低下します
グラフ2
YLC*凍結融解胚盤胞移植
年齢別の臨床妊娠率** (2020年~2023年6月)
*YLC:山下レディースクリニック
**胎嚢(たいのう/赤ちゃんが入っている袋)が見えた割合
*一般的に35歳以上は高齢出産
**43歳以上は保険対象外
年齢別の妊娠率になります。年齢が若いほど妊娠率が高くなります。
山下レディースクリニックでは、すべの年齢で全国平均を上回っています(全国平均は日本産科婦人科学会2020年データブックより、凍結融解胚盤胞移植の成績を抜粋)。
一般的に35歳を過ぎて初めて出産する場合は「高齢出産」になり、注意深い経過観察が必要となります。
40歳以上になると妊娠率が50%以下になり、保険診療の対象外となる43歳になるとさらに低下します。
グラフからもおわかりいただけるように、年齢が若いほう、つまり卵(胚)が若いほうが、妊娠できるチャンスは高くなります。
山下レディースクリニックでは、より若い年齢のうちにより多くの卵(胚)を採卵し、より多くの卵(胚)を凍結保存することをご提案しています。
また、1回でより多くの卵(胚)を得ることで、良好な胚を得られる確率を上げています。
この戦略の結果、全国平均を大幅に上回る良好な成績が得られていると考えています。
※表は横スクロール → できます。
移植した数 | 妊娠数 | 妊娠率 | |
---|---|---|---|
29歳以下 | 128 | 97 | 76% |
30歳以上34歳以下 | 538 | 357 | 66% |
35歳以上39歳以下 | 714 | 418 | 59% |
40歳以上42歳以下 | 350 | 164 | 47% |
43歳以上 | 130 | 43 | 33% |
全年齢 | 1,860 | 1,079 | 58% |
山下レディースクリニックは医師1人で診察はもちろんのこと、採卵・胚移植を行っています。
医師1人当たりの年間件数としてはとても多く、その分多くの経験を積んでいます。