- 初診から1、2周期のうちに、精液検査を含む不妊検査を済ませたい
- 不妊症カップルの半数には、男性側にも不妊原因が見つかる
- 奥さまの年齢、不妊歴、不妊原因を踏まえ、二人にとって最適な治療方法を提示
- 誰しも、検査では見つけられない隠れた不妊原因を持っている可能性がある
速やかに一通りの不妊検査を!
2人のおもな不妊原因を探り、適した治療法を提案します
どんな検査?
まず「赤ちゃんができにくい原因は何なのか?」を正確につきとめる必要があります。原因がわからないままでは、的確な治療が行えず、いたずらにご夫婦の貴重な時間と費用を無駄にすることにもなりかねません。また、不妊症のご夫婦の半数は、男性側にも原因が見つかっていますので、当クリニックではご主人の精液検査も含め、初診から1~2周期で不妊の原因を探る検査が終了するようにスケジュールを組み、同時にもっとも医療の介入度が低いタイミング法から治療をスタートします(妻の年齢や不妊期間の長さによって異なる)。
検査を受け赤ちゃんができにくい原因をつきとめることは、夢の実現の第一歩です。まずは、その一歩を踏み出して見ませんか。
検査の結果、2人のおもな不妊原因が判明したら、その問題を回避したり、補ったりできる治療の中で、できるだけ医療の介入度の低い治療段階からご提案するようにしています。
原因不明不妊=問題がないのではなく見つからない
ただ一方で、不妊検査には限界があり、見つけることができない原因(ピックアップ障害や受精障害など)があることも、ぜひ知っておいてください。
不妊検査で問題が見つからないと『機能性不妊(原因不明不妊)』と診断されますが、このような2人には不妊原因がないのではなく、見つからないだけなのだと捉えて欲しいと思います。言い換えれば、どのカップルにも隠れた不妊原因がありうるということなのです。ですから、ご夫婦の希望がない限りは、ある程度、踏ん切りよく治療段階をステップアップしていくことが、妊娠のチャンスを逃さないことになると、考えられています。
保険治療で受けられる不妊検査
- 基礎体温
- ホルモン検査
- 子宮卵管造影
- 超音波検査
- 精液検査
- 頸管粘液検査&ヒューナーテスト
- クラミジア検査 ※子宮頸管炎が疑われる場合
- AMHの血液検査 ※ART開始時。以後6ヶ月に1回まで
- HOMA-R(インスリン抵抗性)検査
- 子宮鏡検査 ※子宮内ポリープなどが疑われる場合
- 腹腔鏡検査 ※子宮内膜症などを疑う場合
- 泌尿器科での男性不妊検査
自費治療になる検査
- 抗精子抗体検査
- 風疹抗体&感染症検査