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一般不妊治療について

妊娠のタイムリミットを意識した 精度の高い一般不妊治療

一般不妊治療(タイミング法と人工授精)

不妊に悩む夫婦のうち半分は、高度な治療は必要ない

不妊治療は、妊娠に向けて、どれだけ医療が手を貸すかで、3段階に大別できます。第1段階の『タイミング法』、第2段階の『人工授精(AIH)』までは一般不妊治療と呼ばれ、『体外受精(IVF)』や『顕微授精(ICSI)』などを行う第3段階の高度な生殖補助技術(ART)とは区別されます。

『山下レディースクリニック』では、「患者さまの負担をできるだけ少なくする」という原則に立ち、“できるだけ自然な妊娠”を目指しています。そのため、速やかに不妊検査を行い、ご夫婦の不妊原因をクリアできる治療の中で、可能な限り医療介入度の低いものから、ご提案するようにしています。

当クリニックでは、2012年から2016年までの5年間で2506人が妊娠されていますが、その約3割がタイミング法で、約2割がAIHで結果が出ており、例年、妊娠例の半数以上が、一般不妊治療で妊娠されていることからも、精度の高い一般不妊治療が行われていることがおわかりいただけると思います(円グラフ参照)。

妊娠例の治療法内訳

もちろん、加齢によりART(体外受精や顕微授精)が必要になる方の割合が増えることは否めません。残念ながら一般不妊治療では妊娠が難しい場合、また妊娠をお急ぎの場合は、より高度な治療であるARTを選択していただくことにより、妊娠を目指します。

精度の高いタイミング法で、自然妊娠の確率を最大に!

夫婦生活による妊娠の可能性を最大にしたければ、肝心なのが夫婦生活のタイミングです。単に排卵日前後にチャンスを持てばいいのではありません。卵子の寿命をごぞんじですか? 排卵後半日から、せいぜい一日のみ。一方、精子は女性の体内であれば、数日は生きています。つまり、先に精子を卵管の先端に送り込み、卵子が排卵されてくるのを待たせておくのが得策なのです。

このタイミングは、基礎体温を測っているだけでは見極められません。卵巣内の卵胞の直径を超音波検査で計測し、正確に排卵日を予測し、夫婦生活のベストなタイミングを医師が指導するのが、いわゆるタイミング法です。

タイミング法の次のSTEP人工授精の妊娠率は、全国平均を上回る

人工授精(AIH)とは、排卵のタイミングに合わせて、マスターベーションで採取した精液内から運動能力の高い精子を選別し、子宮内に直接、送り込む治療法。軽度の男性不妊の方、タイミング法を一定期間(半年~1年)続けたけれども妊娠されなかった方などが適応です。

人工授精の妊娠率は、全国平均で約5~10%とされているのに対し、常に10%前後(2014年上半期は約12%。妊娠率=治療周期件数あたりの妊娠判定陽性数)と非常に高い成績を誇っています。これは、処置のタイミングの厳密な見極めと排卵誘発剤(飲み薬)の効果的な併用によるものと考えています。

山下レディースクリニック

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院長
日本生殖医学会認定
生殖医療専門医
山下 正紀
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